ペレットストーブのメンテナンス(清掃)
ペレットストーブの清掃メンテ。
さいかい産業のSS-2です。
当然ですが燃焼直後は熱くて危ないので、翌朝になってからしています。
灰がこぼれるので新聞などを敷きましょう。
扉を開けたところ。
4~5時間ほど燃焼した状態です。
灰が少し積もっています。
燃焼ポットの様子。中に燃え残りのペレットが数個ほど見えますが、この中に写真上の口から数秒おきにコロコロと落ちてきて炎が持続する仕組みです。
まず周りの灰を中に落とします。
小さめの箒やブラシが便利です。
燃焼ポットを持ち上げると中に燃えかすが貯まってます。下から空気が送られるため底が格子になっていますので、貯まりすぎると風が来なくなって燃焼効率が下がります。
ペレットの落ちるスピード、ペレットの種類(全木/ホワイト)や品質、燃焼温度など、いろいろな条件によって燃えかすの貯まり具合は変化します。
引き出せば中身を捨てることが出来ます。燃焼ポットは毎日の清掃が必要ですが、灰受けは量を見て数日おきに捨てればいいと思います。
灰は畑などの土に混ぜ込むのも良いようですが、アルカリ性なので一部の酸性土壌を好む植物には不向きだとか。ツツジやブルーベリーとか。
ストーブ背面のペレットタンク。
この機種は約10kgの袋が全部入ります。
これで10時間前後持ちます。11月現在は朝晩だけの使用ですが1袋で4~5日持ってます。
今現在ウチで使っているのは秋田産のホワイトペレットです。
ペレットマン酒田店さんからの配達で10kg/550円。
清掃も終わったので着火します。
こちらは着火剤。機種により着火も自動だったりしますが、SS-2は自分で点けます。
よくキャンプなどで使う着火剤は灯油などが染みていて手が汚れますが、これはメーカー推奨でパラフィンで固められたもの。
つまりローソクのロウで塗り固められているので手が汚れません。握っても割ってもニオイもつきません。
充分に火がついたら中に落とします。この時あまり勢いよく落とすと衝撃で消えたりしますので丁寧に入れましょう。
1分程度、着火剤が充分に燃えるのを待って本体の電源を入れます。
電源と同時に送風も始まるので、着火剤の火が小さすぎると風に負けて燃えにくくなりますので注意。
火力調整ダイヤルは最初は小さめで。
このダイヤルはペレットの供給量を変えるものです。大きく回すと次々とペレットが燃焼ポットに落ちてきて火柱が大きくなります。
ただ、暖房能力が大きいので写真の位置以上にする事はまずありません。
吹き抜けのリビングなのですぐ暖まるという訳にはいきませんが、室内の空気を吸って暖めて循環するので1時間もすると加速的に暖まっていきます。
二階や玄関に至るまで、この1台で全館暖房が可能です。
垂直に炎が吹き出すような燃焼が良好な状態。
ちなみにお店の方からのアドバイスなのですが、ガラスは少し濡らした布やティッシュに灰をつけて拭くとピカピカになります。灰が研磨剤の役目をするそうです。ホントに綺麗になります。
扉の上部から温風、ガラス窓からは反射ストーブのように輻射熱が出ます。そのためガラス面だけは熱くなります。扉や本体は熱くありません。
一応、子供が小さいのでガードで囲ってます。
構造はFFファンヒーターと全く同じで、背面に屋外への吸排気筒がついてます。外気と触れないので室内の空気は汚れません。
また今のペレットストーブは床や壁に耐火設備を施す必要がなく、まさにファンヒーターと同じように設置できる手軽さがあります。
しかしながら本体価格+設置パーツや搬入費用で数十万になるので、導入には悩むところなのですが、補助金制度もあり、この機種の場合は結果的にFFヒーターより少し高い程度の負担で済みました。
何よりランニング費用も灯油より安価で済みそうですし、間伐材であるペレットを使うことで地元の林業も潤います。
カーボンニュートラル(元々大気中にあったCO2を木が生長する際に吸収したもの)なのでCO2排出にもなりません。
現在ペレット燃料の使用量を記録していて、灯油とのコスト比較の参考になるようなデータを取っています。1ヶ月単位で後ほど掲載したいと思います。
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