楯野川 蔵祭り 2014 ( 楯野川酒造 )
楯野川酒造さんの蔵祭りに行ってきました。
現地は駐車場がほとんどないので直接乗り入れはできません。
平田タウンセンター前で用意された巡回バスを待ちます。
10分ほどでバスが到着。
なかなか立派なバスでちょっと驚きましたが
それよりも降りてくる帰りの皆さんが沢山でまたびっくり。
私たちは午後から行ったのですが
既に午前中から大盛況のようです
バスに乗ってごきげんの子供たち
「 バスおっきいよ!」 と大喜びです。
楯野川酒造さんに到着です。
なかなか賑わってます
さっそく試飲したいなー
こちらは500円の有料試飲で飲める
プレミアム楯野川に位置する商品です。
うーん。うまい
攻め、はスッキリ系の多い楯野川にあってコクのある味わいでした。
三十三は淡麗の中に甘みとキレがあってバランスが良い感じ。
共に試飲なので、もう少し半合くらい飲めれば更に香りや余韻を感じ取れたかと思いますが、他の試飲もあるのでとりあえず控えめに
子供たちは鳥海高原ヨーグルトを飲んでました
せっかくなので酒蔵ツアーに参加です。
頭と足にカバーをして入場。
こちらは醪(もろみ)を搾るヤブタと呼ばれる圧搾機だそうです。
搾って出てきた液体が酒で
残ったものが板状になった酒粕になります。
麹室 ( こうじむろ ) です。
麹菌を繁殖させる専用室で、本来はカビの一種のため高温多湿を好むものをわざと湿度の低い過酷な環境に置いて、その中でも生き残る強い菌を育てるのだそうです。
説明とは関係ないのですが
ふと見上げると歴史を感じる立派な神棚が。
代々受け継がれているんだろうなぁ・・・。
仕込みのタンク群。
一部まだ今の時期でも酒造りが残っているそうです。
まだ搾ってない、もろみの混ざった酒。
いわゆるどぶろく状態です。楯野川さんの特徴的なフルーティさを強く感じました。
ややヨーグルトのような甘さと醪の粒々感も混ざりあい、これはこれで非常に美味しい。
今度ぜひ生のにごり酒も買ってみよう。
さて外では酒粕の詰め放題をしていました。
妻の実家では板粕を焼いて食べるという習慣があって、そのため私もすっかり慣らされて食べるようになりました。
今ではウチの子供も 「 酒粕食べる!」 と受け継がれております(笑)
作り方は簡単。
板粕をとにかく焼くだけ。アルミホイルに一枚ずつのせてストーブの上や魚焼きグリルで両面に焼き目がつくくらいに炙りましょう。
酒蔵によって全く味が違うので、食べ比べるのも面白いですよ。
最近は近代化が進み機械で完全に搾ってしまう蔵もあるようで、粕に旨みが残らないものも多くなったようです。
楯野川さんは大吟醸しか造らないという全国でも2つほどしかない珍しい蔵であり、その酒粕ですから希少とも言えます。
帰りはまたバスで戻り
あとは妻に運転してもらいました
あ、酒はコレを買ってきました。
この前飲んでた 「 清流 」 もいいのですが
余韻に残る香りの良さはこちらの方が好きです
4/11に開花宣言が出て
市内の桜の木もつぼみが膨らんで色づいてきました。
うまい日本酒で花見なんか最高ですね