臍ヘルニアの手術
臍ヘルニア ( へそと書いて、さいヘルニアと読みます )
を治療するために入院しました。
二泊三日の手術となります。
さて説明のように、臍帯、いわゆるへその緒の跡が閉じず、
腹筋に穴が開いた状態となるため
ぽこんと腸が出てきてしまい
ピンポン球のような見た目になります。
ウチの双子の一人だけこの状態になり
2歳過ぎるまで閉じるかどうか定期受診しながら
数ヶ月ほど様子を見ていたのですが
5mmほどの穴が全く小さくならないので
2歳4ヶ月で手術することにしました。
手術2週間ほど前に採血などをして
手術に問題がないか検査を実施。
大丈夫ということで前日の午後に入院です。
病院の夕食を食べた後は
何も食べられません。
翌日も朝6:00以降は水も飲めませんでした。
手術は11:00の予定なので
朝起きてから何時間も水分さえ摂れないのは
やはりとても可哀想でした。
しかし一度も泣かず
飲みたいとか食べたいとかも言いいません。
家ではすぐジュース飲みたいとか
あれこれ食べたいと言うのですが
子供心に我慢しなくちゃと悟っていたのかも知れません。
自宅ではもう一人が退院を待っています。
一人ぼっちで寂しいのか、しきりに名前を呼んで
何でここに居ないのか不安そうでした。
手術室までパパとママは付き添いしました。
頭にネット帽をかぶり
全身麻酔で眠るところまで一緒にいます。
マスクで酸素と混合された導入麻酔を吸入すると
数秒でウトウトして眠ってしまいました。
後は先生方にお任せして手術室を退室。
元の病室にて終わりを待ちました。
一時間と少し。とても長く感じましたが
看護師さんの
「 無事に終わりましたよ~ 」 の連絡にホッと一息。
そして手術室の前で対面。
まだ麻酔が効いててうつろな顔でした。
そのまま病室に戻って麻酔が覚めるのを待ちます。
手術後のおへそには脱脂綿とテープが貼られていました。
ふっと目を覚まして
「 頑張ったね 」 とママが声をかけると
「 うん・・・がんばったよ・・・ 」 と一言だけ言って
またすぐに寝てしまいました。
それから1時間くらいすると目を覚まし
「 お腹が痛い・・・ 」 と泣き始めます。
きっと麻酔が覚めて縫合した部分が痛いのでしょう。
体の向きを変えたりお腹に力がかかると痛むようで、
痛み止めの座薬を処方して頂きました。
でも時間が経つにつれ段々元気になってきて
翌日の朝には予定通り退院の許可が下り
午前中には帰宅しました。
手術から一週間後のおへその様子。
ちょうどへその下部分を横に切ったみたいですが
とてもきれいになっています。
退院当日はシャワー限定でしたが
次の日からは普通にお風呂もOK。
貼られていた脱脂綿やテープは
もし取れてしまったら絆創膏でもいいですよ、
という簡単な指示でした。
しばらく痛いのかな、という心配をよそに
退院翌日にはもうテーブルから飛び跳ねたり
廊下や部屋を走り回ったり・・・
あっという間の治療期間でした。
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